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maximum principle の基本md 2bc6b6c
lecture/math/partial-differential-equations/maximum principleの基本-講義.n.md
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maximum principle の基本きほん

date2026-04-23descriptionmaximum principle を、楕円型・放物型 PDE で内部最大値が境界条件に支配される原理として導入する。prerequisites二階線形PDEの分類 / heat・wave・Laplace方程式type講義statusactiverelateddata/lecture/math/partial-differential-equations/二階線形PDEの分類-講義.n.md / data/lecture/math/partial-differential-equations/heat・wave・Laplace方程式-講義.n.md
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導入どうにゅう

このページの核心かくしんは、Laplace 方程式ほうていしき熱方程式ねつほうていしきでは、内部ないぶ最大値さいだいち境界きょうかい初期条件しょきじょうけん支配しはいされることである。

用語ようご定義ていぎ

maximum principleMaximum principle は、楕円型だえんがた放物型ほうぶつがたの PDE で、かい最大値さいだいち最小値さいしょうち領域内部りょういきないぶ自由じゆうには発生はっせいしないことをべる原理げんりである。

方針ほうしん

Laplace 方程式ほうていしき Δu=0かいは、内部ないぶみなもとたない平衡状態へいこうじょうたいである。そのため、境界きょうかいよりおおきいやまちいさいたに内部ないぶ新規しんき発生はっせいしない。

弱最大値原理じゃくさいだいちげんり

有界領域ゆうかいりょういき Ωu連続れんぞくで、内部ないぶΔu=0たすとする。このとき u最大値さいだいち最小値さいしょうち境界きょうかい Ω達成たっせいされる。これは内部ないぶ境界きょうかいよりたかやま孤立こりつして出現しゅつげんしないことをべる。

より正確せいかくには、uC(Ω_)C2(Ω)Δu=0 なら、

maxΩ_u=maxΩu,minΩ_u=minΩu

である。強最大値原理きょうさいだいちげんりでは、内部ないぶ最大値さいだいち非定数解ひていすうかい存在そんざいしない、というかたちべる。

弱最大値原理じゃくさいだいちげんり証明しょうめいかく

証明しょうめい発想はっそうは、内部最大ないぶさいだいでは二階微分にかいびぶんせいになれない、という事実じじつである。まずなめらかな関数かんすう v内部点ないぶてん最大値さいだいちるなら、そのてんで Hessian は負半定値ふはんていちである。したがって

Δv[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"le\")")]0

である。

一方いっぽうu調和関数ちょうわかんすうなら Δu=0 であり、このままでは弱最大値原理じゃくさいだいちげんり直接ちょくせつ矛盾むじゅん接続せつぞくしにくい。そこで

vε(x)=u(x)+ε|x|2

導入どうにゅうする。n 次元じげんでは

Δvε=2nε>0

である。もし vε内部ないぶ最大値さいだいちれば、内部最大ないぶさいだい必要条件ひつようじょうけんから Δvε[PARSE ERROR: Undefined("Command(\"le\")")]0 となり矛盾むじゅんする。したがって vε最大値さいだいち境界きょうかい達成たっせいされる。最後さいごε0 として u最大値さいだいち境界きょうかい制御せいぎょされる。

この議論ぎろん厳密げんみつには有界領域ゆうかいりょういき連続性れんぞくせい内部ないぶでの C2 正則性せいそくせい仮定かていする。定理ていり強化版きょうかばんでは、楕円型作用素だえんがたさようそ係数条件けいすうじょうけん確認かくにんする。

重要性じゅうようせい

maximum principle は、かい一意性いちいせい安定性あんていせい証明しょうめい使用しようされる。明示解めいじかいられない場合ばあいであっても、かい範囲はんい制御せいぎょできる。

一意性いちいせいへの応用おうよう

おな境界値きょうかいちふたつの調和関数ちょうわかんすう u,v があるとする。w=u-v とおくと、Δw=0 であり、境界きょうかいでは w=0 である。maximum principle により w最大値さいだいち最小値さいしょうちも 0 であるため、w=0、すなわち u=v である。

heat 方程式ほうていしき場合ばあい

熱方程式ねつほうていしきでは、時間区間じかんくかんふく円柱領域えんちゅうりょういき底面ていめん側面そくめん最大値さいだいち支配しはいする。内部ないぶ温度おんど初期値しょきち境界値きょうかいちえて自由じゆう増加ぞうかしないことを意味いみする。

たとえば 0<x<Lut-κuxx=0u(0,t),u(L,t)u(x,0) がすべて 0 から 100範囲はんいはいるなら、内部ないぶ温度おんどもその範囲はんい逸脱いつだつしない。あたらしい熱源ねつげん内部ないぶにないため、境界きょうかい初期状態しょきじょうたい範囲はんい制御せいぎょする。

比較例ひかくれい: 波動方程式はどうほうていしき

波動方程式はどうほうていしきでは、初期速度しょきそくどにより内部ないぶあたいあとからおおきくなることがある。双曲型そうきょくがたでは最大値さいだいち支配しはいより、有限伝播速度ゆうげんでんぱそくどとエネルギー保存ほぞん中心ちゅうしんになる。したがって maximum principle は PDE 全般ぜんぱん性質せいしつではなく、楕円型だえんがた放物型ほうぶつがた特徴的とくちょうてき原理げんりである。

直感図ちょっかんずとしての説明せつめい

Laplace 方程式ほうていしきかい薄膜はくまくたかさとして解釈かいしゃくする。境界きょうかい固定こていし、内部ないぶ支柱しちゅうちからかない場合ばあいまく内部ないぶ境界きょうかいよりたかやま形成けいせいされない。この図式ずしき厳密証明げんみつしょうめい代替だいたいではないが、境界支配きょうかいしはい直感ちょっかんあたえる。

どこまでつか

maximum principle は方程式ほうていしきかた係数けいすう条件じょうけん依存いぞんする。双曲型そうきょくがた波動方程式はどうほうていしきでは、おな形式けいしきでは成立せいりつしない。

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